どうもこんにちは。お散歩する主夫です。
突然だが、「専業主夫になりたい」と思ったことはあるだろうか。
この記事では主夫歴3年の私が、主夫になる方法とリアルを伝える。
日本では、男は外へ出て仕事、女は家で家事をするといった考え方がある。
このような、固定的な性別役割分業意識は、1960年代の経済成長期に作られた構造。
時はすでに2026年。
現代では否定派も増えてきており、調査したところイギリスなどでは専業主夫の数は年々増えてきているようだ。
若者たちが専業主夫や兼業主夫を志す時もそう遠くないかもしれない。
この記事は、主夫という役割に興味をもった男性や、主夫になる方法、必要なスキルや実際の体験談について、網羅的に語っていきたいと思う。
この記事を読み終わる頃には、あなたは主夫という役割を理解し、現実的な選択肢のひとつとして考えることができるようになるだろう。
そもそも主夫とは何か
家事・育児を主に担う男性のこと。
仕事と同じく立派な役割である。
ちなみに我が家は2人暮らしのため、現状のタスクは家事のみとなる。
狭義では、仕事をしながら家事・育児を行う男性を兼業主夫と言い、主夫業のみを行う者を専業主夫という。
厚生労働省が公開している「令和6年版 働く女性の実情」図表1-2-2では、25歳から54歳までのすべての年齢において、女性の労働力率が80%を超えてきていることがわかる。
特筆すべきは、結婚している女性の社会進出が最大の要因となっている点だ。平成26年から約20ポイント上昇している。
そんな女性の社会進出が加速する時代に必要とされるのが主夫である。
男は外へ出て仕事、女は家で家事という考え方は既に時代遅れであると言ってもいいだろう。
現代では共働きが主流となっており、男性が家事を行うこともこれからは一般的なのだ。
ということは、女性の社会進出とは、裏を返せば男性が積極的に家事・育児を行う男性の家庭進出とも言えるのではないだろうか。
主夫になった経緯は人それぞれ
多様な理由で主夫になる人がいるが、主にこの2つだと思う。
主体的なパターン
・料理が好きでやりたくなった
・洗濯物の畳み方にこだわりがある
・子供が好きで、できるだけ子育てに関わりたい
受動的なパターン
・話し合って役割分担をした
・妻のキャリアへの意識が高かった
・事情があり、働けなくなって役割として残った
私は主体的なパターンで主夫としてのキャリアをスタートさせ、受動的に役割が残ったケースだ。
生活を営む上で家事や育児は仕事と同じくらい欠かせない。
結局は2人とも、もしくは夫か妻が主夫・主婦になるのだ。
主夫が生み出すメリット4選
ここでは、実際に主夫が生み出すメリットを紹介していく。
出費を減らすことでお金を生み出せる
工夫して節約し、QOL(Quality Of Life)を上げることで、より豊かな暮らしを作り出すことができる。
時間の自由を作り出すことができる
2人で働き、2人で家事を行うより、適材適所で分業することで、お互いの得意な分野で成果の最大化を図ることができる。
それに、時間が効率化されることで、2人で過ごす時間や趣味、勉強にさける時間を増やすことができるだろう。
精神的な充足
主夫は人間関係の制約から解き放たれ、拘束されることもない。
自律と主体性は必要になるが、しっかりと家庭に貢献すれば、サラリーマンでも社長でも得ることのできない精神的な満足感を得ることができる。
専業主婦・主夫は孤独であるという話もあるが、家族との繋がりと一定の友人がいれば、それほど問題にはならない。
子供ができればなおさら言えることだと思う。
むしろ、主婦・主夫になったら孤独だという考えがある人ほど仕事を取り上げられたら何も残らなくなってしまうと私は思う。
豊かな家庭を築くことができる
実際に家事を行っていると、男性がやるべきでは?と思うことも多々ある。
例えば、スーパーでの買い物や排水溝の掃除、電球の付け替えなどだ。
重いものを運んだり、汚れた場所を掃除するのは男性側に適性がある人の方が多いのではないかと考える。
さらにスーパーでの買い物は料理と密接に関わっており、料理は洗い物と近しい関係性だ。
逆に、PCと頭脳を使いこなし、細かな作業が増えたビジネスシーンは女性側に適正がありそうだと思う。
昔は体力勝負だった外回り営業も、現在はオンライン商談やメールでのやり取りが増加している。
営業マン時代、感覚的な情報に過ぎないが、顧客が男性の場合、女性から営業をかけたほうが契約につながりやすいと感じていた。
男が家庭、女が仕事という枠組みは受容される形であるとともに、ある種、時代に即した自然な変化と言えるのではないだろうか。

基本的な家事一覧|主夫になるためのスキル
ここでは、主夫が実際に行う家事を網羅的に紹介していきたいと思う。
料理
昼食と夕食の支度を行う。
家族の健康と家計の負担を減らすために重要な家事だ。
大切な人を喜ばせるクリエイティブな家事と言えるだろう。
なにより、やりがいを感じることができる。
家族からもらえる「美味しい」「上手になったね」「すごい」などの言葉が、モチベーションアップに繋がる。
このように直接的に家庭に貢献していると実感できるのは、料理の醍醐味だ。
それに、調味料や食材を工夫してみたり、外食で食べた料理を再現してみたり、楽しみ方は無限大である。
男性で料理に凝る人は一定数いるので、まずはお試しでカレーから作り始めてみてほしい。
スパイスや煮込む時間でかなり味が変わる。
買い物
食材や飲み物、消耗品、生活用品を買う。
在庫管理や運搬、インテリアのコーディネート能力が試される家事だ。
それにこの分野はアマゾンの定期購入などで自動化しやすい。
共働き家庭では男性が一時的にこの分野に参加して自動化するアプローチも効果的だろう。
周辺リサーチ
例えばスーパーひとつとっても、駅の近くと少し離れたローカルでは、肉や野菜の価格、品質が異なる。
そのような小さな差を積み重ね、出費を減らすことも主夫のスキルと言えるだろう。
さらには、病院や日用品店など、快適に暮らすために周辺環境は重要である。
洗い物
毎日料理と食事をするたびに出る洗い物。
実はこの家事も男性がやるメリットが大きい。
なぜなら、女性はネイルにこだわりたいからだ。
お金を出してよそでネイルする時間をプレゼントするのも良いが、日ごろからネイルに気を遣えた方が女性としても嬉しいだろう。
毎日の洗い物にはハンドクリームが必須だ。
洗い物に挑戦したいと思う男子諸君はぜひ、手のケアも怠らないで欲しい。
洗濯
比較的人気のある家事だと思う。
私は当初、服を畳むことが苦手だったが、元アパレル店長の妻から指導を受けて上達した。
「上手くなったね」と言われた時は嬉しかった。
洗濯機を回す時間が長い家事なので洗い物や掃除機掛けなど、何かをする前にボタンを押し、終わり次第干すと時間を有効に活用できる。
個人的に、洗濯物を干す作業は結構好きだ。
ハンディモップ・床の掃除
ハンディモップでテレビの上などほこりがたまりやすい箇所をはたく。
ドライモップや掃除機をかける。
習慣化するだけで、部屋が見違える。
この家事を行うコツはそもそも床に物を置かないようなレイアウトにすることだ。
床に物が散乱していると掃除機がかけづらい。
シルバーラックなどで家財を浮かせることがおすすめである。
トイレ掃除
便座をふき取り、便器をこする。
来客があった際、トイレはよく見られるポイントだと思うので、清潔に保っておきたい。
お風呂掃除
カビなど汚れの除去、排水溝のつまり解消。
日常清掃では浴槽に吹き付けるだけの洗剤など、進化した技術を取り入れることができる。
家事アイテムの進化は著しく、メーカーには感動させられる。
窓掃除
サッシ→網戸→窓ガラスの順に掃除する。
窓が美しいと光がよく入り、部屋の雰囲気が明るくなる。
窓まで手入れが行き届いている家は、家事力が高い家と言えるだろう。
家計管理
料理と並ぶ最重要タスクだ。
主夫業の中で唯一、精神力がいる作業となる。
お金のことは、夫婦のみならず、人間関係全般において丁寧に扱うことが必要だ。
将来のライフプランや理想のライフスタイルのすり合わせを行い、
協力体制を敷いて家計全体の収入・支出の管理をすることが、円満な家庭作りの基礎と言える。
しかし、キリがないことも現実。
お金は使うためにあるので、貯めることばかりに意識を向けるのではなく、
2人の大切な思い出づくりや家族への投資など、意味のある使い方を考えることが重要だ。
渉外
生活にあたって、周囲の関係者との付き合いは緊急時の助力を得る上でも、あったほうがいいと考える。
親戚付き合いや自宅の不動産会社、保険会社、設備会社など、時にヒリつくような交渉や折衝を経て、家賃の削減や設備の導入、最適なプランの設計などができる。
このような交渉には一定の度胸が必要だ。
今回紹介したのは、家事のほんの一部だ。
この他にも、子供がいれば育児や保育園探し、補助金の申請、トラブル対応、体調管理など、家事は無限にある。
男性が積極的に参加するには充分すぎるほどのボリュームなのだ。
世間の風当たりはどうか
まず、気になるのはこの部分だろう。
予想通り、就職しないの?とかどうやって生活しているの?などと言われる。
人によってはパートナーが可哀そうだと言う人もいるかもしれない。
相手の意見を聞かずに家事もしなければそれは問題かもしれない。
しかし、既に自立し、パートナーとなった2人が決めたことだ。
「よそはよそ、うちはうち」
意見をくれるのはありがたいが、他の家庭と比較していてはキリがない。
足るを知り、独自の価値観やルールを大切に、その中で幸せを作っていくことこそが円満な家庭を築くと私は信じている。
もしどうしてもそれが嫌なら、少し働けばいい。
ただ忘れないでほしいことは、大切なのは自分の家庭であって、家事はその維持・成長のためにとても価値のあることなのだ。

主夫になるために必要なことはパートナーの合意だけ
専業主夫になりたい人に聞いてほしい。
パートナーと良好な関係を築き、合意を得られれば、専業主夫になってもいい。
妻の年収や世間体を気にして、現実的にあきらめている人も多いのではないだろうか。
しかし、実際は愛があれば何とかなる。
綺麗ごとだと思うかもしれないが、愛のもとに協力し合って、お互いの人生を作ることができれば、その手段はなんでもいいと思う。
まとめ
主夫という選択肢は、特別なことではない。
パートナーとの合意さえあれば、今日からでも動き出せる。
働きながら、一部の家事を担当することから始めてみてもいい。
仕事も家事も、どちらも誰かのために価値を生み出す尊いことだ。
大切なのは肩書きではなく、自分と大切な人が豊かに生きられるかどうかだと私は思う。
まずはパートナーと、話してみてほしい。
※パートナーの探し方は別記事で紹介予定
その一歩が新しい生き方の始まりになるかもしれない。


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