家事がひと段落し、人をダメにするソファでYouTubeを眺める。
「面倒だ」と感じつつも、重い腰を上げ、アウターを羽織り、ポケットに携帯と財布を放りこみ、お気に入りの靴を履く。
真っ白な心の上に「今日」という1日の風や温度、新鮮な空気が吹き込み、自分だけのために一歩を踏み出すーーー
どうも、こんにちは。お散歩する主夫です。
本記事ではお散歩の魅力や得られるメリットについて書いていこうと思う。
「最近運動不足だと感じる」「毎日忙しく時間がない」「ジムに入ったが続かない」、、、
そんなことを考えるあなたがはじめの一歩を踏み出せる記事となればうれしい。
靴を履き、玄関のドアを開ければ、そこは新しい世界
見慣れた街でも外へ出ることで、新たな発見がある。
夕日がきれいに見えるポイントや、四季によって変化する植物たち、新しい店舗が決まった空きテナントや、野良猫との出会い。
時代を経て変化したファッションや、普段の生活では交わらない人々の暮らし。
AIやテクノロジーの発展で、デジタル化した毎日を生きている私たちにとって価値のある情報とは何だろうか。
私は、自分の目で見て、耳で聞き、匂いを嗅いだ「実体験」であると考える。
画面の前を離れた道の上では、紛れもなく息づく現実を感じることができる。
そして、「その時のその場所」でしか得られない学びがあり、自分自身との対話が弾むことだろう。
散歩をすることで得られる多くのメリット
さて、本題に入ろうと思う。
かくいう私も「いざ、散歩に行こう」と考えても腰が重いことがある。
人はどこかでやらない理由を探してしまう側面があるようだ。
そんな弱さに打ち勝つため、ここでは散歩をする理由として、得られるメリットをまとめていきたいと思う。
健康になる
散歩が健康に与える影響は無数にある。
基礎代謝の向上、心肺機能の向上、睡眠の質向上、生活習慣病の予防、ダイエット、骨や筋肉の強化、、、
私は特に、睡眠の質に効果を感じている。
例えばディズニーランドから帰った夜、動物園や水族館から帰った夜、程よい疲れからか、布団がいつもより心地よく感じた経験はないだろうか。
これらは歩いたことに起因すると考える。
「よく眠るためによく歩く」
理由はこれだけでも十分だと感じる。
そして、会社と家の往復、休日はスマホを眺めてゴロゴロ、趣味はゲーム、、、このような生活をする人に「健康的だ」という印象を持つだろうか。
では、散歩が好きな人にはどのような印象を持つか?
少なくとも「不健康だ」と感じる人はいないだろう。
私自身、30分以上散歩をした日はよく眠れると感じる。
サラリーマン時代、例え思うような成果を残せなかった日でも、散歩をすることで達成感を感じることができていたんだと思う。
今日はついてない1日だった。
そんな日こそ、1日の終わりを散歩で締めてみるのはいかがだろうか。
気分転換になる
人生にはあまり意味や理由のない時間が必要だと考える。
いわゆる、「余白」というやつだ。
散歩はこの「余白」づくりに一役かってくれる。
サラリーマンとして働いていた時代は、仕事や家事に追われて常に心に余裕がなかったと感じる。
リソースがないということは新たな視点やアイデアが生まれない。
つまり人生もキャリアも先細りしていく。
習慣的に散歩をするようになった当時は、少し手持ち無沙汰な感覚もあったが、徐々にその余白を楽しめるようになる。
それが「大人の余裕」ではないかと私は考える。
多忙極まりない現代だからこそ、自分自身のアップデートのために、散歩を取り入れるのは妙案と言えるだろう。
お金がかからない
物価高が続く昨今。
お金のかからない趣味を探す人も多いのではないだろうか。
そんな人にこそ、散歩をお勧めさせてほしい。
ジムやカメラ、音楽、絵画などの一般的に趣味として認知されている活動には、基本的に初期投資が必要だ。
高額な出費につながることもあるため、まずは体験してみたいと考える人もいるだろう。
しかし散歩は体ひとつ。
初期投資要らずで、体験と趣味の境界も曖昧である。
あなたが玄関のドアを開け一歩を踏み出せばそれは紛れもなく散歩なのだ。
健康にも寄与してくれる、いわゆるコスパの良い趣味なのだ。
散歩が好き=自然と好印象
人は往々にして、周囲からの「見られ方」を気にする。
私個人の感想にはなるが、「散歩が好き」という人には、明るく快活なイメージを持つ。
もしかしたら、気になっているあの子もお散歩が好きかもしれない。
外に出ることが億劫な時はぜひ、そんなことを考えてみてほしい。
ちなみに私は、散歩を通じて今の妻との距離を縮め、現在も散歩を日課として円満なコミュニケーションを築きあげている。
散歩が好きでよかった。心からそう思う。
新鮮な情報を手に入れることができる
工事現場の看板や、地域の掲示板など、ネットにはない情報が落ちていることがある。
興味のあるワードを検索して答えを探す現代人にとって、それは予想しない刺激となり、新たな気づきという形で喜びをもたらすだろう。
私にとって印象的だった出来事がある。
サラリーマン時代の話だが、休日の散歩中にまだネットに掲載されていない新店舗の建設現場を発見し、どの営業よりも早く、その店に商談を持ちかけ、契約をとった経験だ。
散歩はキャリアや仕事にも良い影響を及ぼすかもしれない。
新たな趣味や興味に繋がる
街を歩いていると趣味に繋がる発見が多々ある。
例えば、歩き疲れて少し休むために入った喫茶店で味わったコーヒーに感銘を受け、そのままカフェ巡りやおいしいコーヒーを淹れることが趣味となる。
汗を流すため町の銭湯に寄ったところ、銭湯内の掲示で交互浴という入浴法を知り、試し、そのままハマって日課になっていく。
散歩のために、歩きやすい靴を探し、スニーカー好きへと変化していく。
このような経験は家でスマホを見ているだけでは決して得られない。
あなたの人生を形づくる血肉となるだろう。
創造性・アイデアが生まれる
SNSやyoutubeだけでなく吊り革広告や街宣車、ただ生きているだけで情報過多の現代。
わからないこと、困ったことがあったらすぐにググるのが現代人の特徴の一つとも言えるだろう。
もちろん便利になったのは良いことだが、自分自身で時間をかけてゆっくり考えるということを怠ってはいないだろうか?
実は散歩がアイデア出しに有効であるということは脳科学でも証明されている。
参考の記事はコチラ。
この話には私も心当たりがある。
作詞を行う時や、家事の時短化、休日の過ごし方など、10分ほど散歩していると手持ち無沙汰からか、そのようなアイデアがポコポコ浮かんでくる。
前述した記事の内容の通り、きっと歩くことで、思考が学習モードから創造モードに切り替わっているのだろう。
歴史的な偉人の中には、難しい問題に考えが詰まった時、その問題から少し距離を取るために散歩に出かけ、思わぬ気づきがあったことから、問題解決につながる糸口を見つけた人物もいるようだ。
何かに悩んでいる人や、自分にとって考えたいことがある人はぜひ目的のない一歩を踏み出してみてほしい。

なぜ人は歩くのか?
人はメリットだけで動くほど合理的な生き物ではないと筆者は思う。
歩くことで感じる、穏やかな刺激や内面との対話。
「なぜ人は歩くのか?」それはきっと、本能という言葉に集約される。
ホモ・サピエンスの頃から、私たちは狩猟や植物の採集を行いながら、獲物を追って移動を続けていた。
歩くことでより、生きることが豊かになったのだ。
タクシーや自動車、交通網の発達で人によっては歩く必要がなくなっているのではないだろうか。
しかし、私たちは植物ではない。
動物なのだ。
移動することで、私たちは何かを得て、より豊かな人生に近づくことができると私は思う。
まとめ
仕事や家事に追われ、自分の時間が少ないと感じるみなさん。
まずは、会社や外出からの帰路、1駅2駅歩いてみてほしい。
最初は面倒だと感じても、歩いているうちに楽しくなる。
その一歩はきっと今より少しだけ豊かな人生へとつながるだろう。


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